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[現代東洋医学の本質]

 現代東洋医学とは、長い歴史を持つ東洋医学のエッセンスに、現代医学を組み合わせた新しい医学体系で、21世紀の東洋医学とも言われています。
 ここでは、そのコアの部分をいくつかご紹介致します。


(1)『気の医学』、『感性の医学』

 現代東洋医学は、「気の医学」だと言われます。
  「気」の概念は、現代東洋医学の根幹をなすもので、人体においては生命(生体)エネルギーのようなものと考えられています。
 気に代表されるように、現代東洋医学は目に見える物質界の理論でなく、形而上的な立場からの理論が展開されているところに1つの特徴があります。
 また気は、不可視なものであり、それを認識、自覚できるのは、「感性」です。 現代東洋医学の理解には、鋭い、豊かな感性が必要であり、「感性の医学」とも言われます。

(2)『フラクタル理論』

 現代東洋医学はフラクタル理論*と関連付けられます。
 例えば、自然界の法則がその自然界を構成する最小単位にまで成り立ち、相互に関連性をもつという自然観や、細胞1つでさえも全身の組織器官に関連しているという人体観に代表されます。
 臨床的には、「部分で全体を診る」「全体で部分を診る」という考えに反映されています。
 前者は、足裏のツボで全身との相関性を示す「足裏反射区療法」がよく知られています。
 後者は、痛みや症状のある部分だけを診るのではなく、全身からその原因をさぐり治療する現代東洋医学の基本的な診療方針にあらわれています。


*「フラクタル」=どんな微小な部分をとっても、全体に相似しているような自己相似図形のこと。

(3)『臓腑が中心』

 現代東洋医学では人体は、臓腑を中心にあらゆる組織器官がその生理機能を営んでいると 考えられています。
 そこで病気や諸症状の原因を、全て臓腑に帰着させてとらえていきます。
 それは内臓疾患のみならず、腰痛や肩こりの運動器疾患をはじめ、あらゆる疾患についても同じです。
 例えば、変形性膝関節症で膝の内側が痛む場合、循環器系が原因のケースが多々あります。
 又、腰痛、イライラしやすい、口が苦い、などの症状が同時にある場合は、肝が原因と考えられるのです。


(4)『直すのではなく、治るようにする』

 病気は直すのではなく、治るようにするというのが現代東洋医学の考え方です。
 病気や痛みというものは、そもそも自然界の現象の1つであり、こうした生命力に対し、人間は謙虚であるべきと説いています。
 仮に「直そう」としても、つまり人間の理性や知性では、自然界の叡智の足元にも及ばないという事のようです。
 現代東洋医学では病気に対しては、まず体の歪みを正します 。
 そうする事で血液循環を改善し、治るキッカケを与えます。
 そして、食物の栄養素が体の隅々まで十分に廻るようになり、それによって細胞1つ1つが元気になっていく。そして体全体が元気になっていく。
 これが「治る」という事と説いています。



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